【不動産投資】銀行融資(ローン)活用術、どの銀行を使えば良いのか!比較、徹底解説
- オーナーズ・サポート・パートナー
- 2021年9月14日
- 読了時間: 4分
更新日:2021年10月27日

不動産投資には、銀行融資でレバレッジを使い自己資金以上の
投資が出来ます!
どんな銀行と取引をしたらよいのかを詳しく説明いたします。
目次
1. 日本政策金融公庫
2. 都市銀行
3. 地方銀行
4. 信用金庫 信用組合
5. ノンバンク
6. まとめ
1. 日本政策金融公庫
日本政策金融公庫の金利相場 固定金利で1.2~2%程
融資期間は10年から15年
審査基準は、個人の属性や物件よりも賃貸経営としての事業性を評価する傾向にある。 そのため、投資目的であると主張するのはNGです。
他の金融機関であれば、不動産業者が銀行との交渉を行う場合もありますが、日本政策金融
公庫では自分で支店に行き交渉しなければいけません。
日本政策金融公庫のメリット、デメリット
融資する物件のバリエーションが豊富
1.2%~2.0%の低金利
融資期間が短い
自分で支店に行く必要がある
おすすめ物件
他の金融機関では融資を受けにくい物件でも融資が可能
日本政策金融公庫は、日本全国に支店があります。
東京都では、14の支店があり
神奈川県では、5つの支店があります。
詳しい支店や住所、連絡先は、
2. 都市銀行(メガバンク)
メガバンクと言えば、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3行になります。
都市銀行の金利相場 1%前後
都市銀行は、初心者には敷居が高い銀行になります。
ある程度、資産や自己資金があり収入の高い人でなければ厳しい銀行になります。
都市銀行のメリット、デメリット
全国に支店がある
地方の物件にも融資が下りる
低金利で借りられる
融資の審査が厳しい
属性が高くなければ融資が下りない
おすすめの物件
全国に支店があるため、地方の高利回りの物件にも融資が下りる。
属性が高ければ都心部の物件も低金利で借りられる。
3. 地方銀行
地方銀行の金利相場は1.5%~4.5%
地方銀行は各銀行によって不動産投資の融資に対する姿勢は様々です。
地方銀行では、築古の物件や郊外の物件でも融資を受けられるため積極的に開拓していく事をおすすめいたします。
都市銀行に比べ金利が高い
都市銀行では融資が難しい、しかし高利回りの物件を購入する際におすすめ。
地方銀行のメリット、デメリット
金利は都市銀行より高い
全国の主要都市の物件に融資が可能
審査基準が比較的柔軟な傾向がある。
都市銀行と比べると多少属性が低くても融資が下りる事もある。
おすすめ物件 利回りの高い郊外の1棟アパートや1棟マンションなど、多少金利が高くともキャッシュフローが出る物件に活用していきましょう。
不動産融資に積極的な銀行として
首都圏であれば横浜銀行、きらぼし銀行、
東日本銀行、静岡銀行、スルガ銀行などがあります。
4. 信用金庫 信用組合
信用金庫や信用組合の金利相場は約2%半
信用金庫は、信用金庫法によって営業できる地域が金融庁で定められているのが特徴。
そのため、融資が可能なエリアもそれぞれの信用金庫ごとに異なります。
信用金庫・信用組合のメリット、デメリット
金利は約2%半ば
融資エリアが限定されている
おすすめ物件 金融機関の営業地域がお住まいのエリア、購入する物件のエリアに該当している際は活用をおすすめします。
首都圏であれば西武信用金庫、芝信用金庫
横浜信用金庫、多摩信用金庫、さわやか信用金庫などがあります。
5. ノンバンク
ノンバンクの金利相場は2.9%~4.5%
ノンバンクとは預金業務を行わない貸付のみを行う金融機関、クレジットカード会社や消費者金融、信販会社などがノンバンクに該当します。
不動産投資に積極的なノンバンクとして代表的に挙げられるのは、
オリックス銀行や三井住友トラスト・ローン&ファイナンスです。
比較的金利は高いですが、融資の審査基準が柔軟で、融資期間が長いことも特徴。
都市銀行や地方銀行で融資が受けられない物件でも融資が可能。
築古や郊外ではあるが高利回りな物件の融資、また、サラリーマンの方が融資を受ける際は活用していくのがおすすめです。
オリックス銀行のメリット、デメリット
2.9%~3.5%の金利
融資期間が長い
融資エリアが広い
団体信用生命保険への加入が必要
三井住友トラスト・ローン&ファイナンスのメリット、デメリット
3%~4%半ばの金利
融資期間が長い
融資エリアが広い
共同担保可能な不動産が必要
おすすめ物件
ノンバンクの魅力は日本全国の物件で融資が受けられる点と年収などの個人属性のハードルが低い点にあります。
銀行はどんな基準でどんな人に融資をしているのか詳しく解説 コチラから
⇓
6. まとめ
金融機関ごとの特徴
金融機関 | 金利 | 特徴 | おすすめ |
日本政策金融公庫 | 1.2~2.0% | 独自の審査基準 低金利 融資期間が短い 自分で交渉する必要がある | どのような物件でも可能性がある 戸建てなどの物件 |
都市銀行 | 1%前後 | 低金利 長期借り入れ可能 融資審査が厳しい | 新築、築浅物件 担保価値の高い物件 |
地方銀行 | 1.5~4.5% | 銀行によって かなり融資姿勢が 異なる | 新築 築古物件 高利回り物件 |
信用金庫 信用組合 | 2%半ば | 地元重視 低金利 融資期間が長い | 営業エリアに ある物件 |
ノンバンク | 2.9~4.5% | 融資審査が柔軟 融資エリアが広い | 高利回り物件 |
購入しようと検討している物件が、どの金融機関に適しているかを検討し
1つの銀行に断られても、何行にも融資の打診をし
条件の良い銀行を見つけましょう!!
諦めすに行動力がある人であれば、必ず良い結果を生むでしょう!!
もし金利が1%違った場合、どのくらいの差額が出るのか参考程度に
知っておいてください。
借入金1億円 融資期間25年 元利均等返済 金利 1.5%と2.5% で
比較した時の違い
総支払額で 1500万円 の差額が出ます。
たかが1%ですが、あまくみてはいけません!!
奥さんを説得するための記事
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